施設名社会福祉法人中江報徳園 介護支援センターひまわり園
所在地鹿児島県鹿児島市犬迫町5407-2
運営施設特別養護老人ホームひまわり園
グループホームサンひまわり
訪問入浴ひまわり園
デイサービスセンターひまわり園
ヘルパーステーションひまわり園
活き生きセンターひまわり園
介護支援センターひまわり園
導入製品介護トータルシステム『寿』

社会福祉法人中江報徳園 介護支援センターひまわり園様(鹿児島県鹿児島市)は、地域における介護についての幅広い相談窓口として、介護支援専門員8名でケアマネジメントサービスの提供を行っていらっしゃいます。

今回は、現場のケアマネジャーの視点から『寿』について副施設長の北野様、管理者(主任介護支援専門員)の徳石様、介護支援専門員の内田様に、率直なご意見を語っていただきました。

福祉で地域を支える中核を担う

ひまわり園様について教えてください。

北野様

当法人は、昭和43年に鹿児島県において、社会福祉法人としては第一号となる特別養護老人ホームを開設しました。

犬迫・伊敷地域は、高齢化が進んでいる地域です。高齢者の方は、要介護・要支援状態かどうかにかかわらず様々な「ニーズ」を抱えながら生活していらっしゃいます。


当法人は、社会福祉法人として、介護保険サービスの枠にとらわれない活動にも積極的に取り組んでおります。「活き生きセンターひまわり園」で行っている、高齢者の方が健康でいきいきとした在宅生活が送れるように自立支援をサポートする活動も、多様な「ニーズ」にお応えしたいと続けている活動の一つです。
そういった活動を通して、地域を支える中核を担っていくことが、本当の地域貢献だと考えております。

徳石様

歴史が古い法人だからこそ、地域の方には「何かあったらひまわり園に相談しよう」、「助けてもらおう」と頼りにされているように感じます。

ひまわり園の職員の一人として、地域の方が持っている“ひまわり園のイメージ”を崩したくないと日々努めています。

利用者様を待たせない、迅速に対応するために

介護支援センターひまわり園様が目指しているケアについて教えてください。

北野様

介護支援センターひまわり園には、居宅介護支援事業所(以下:居宅)として、一番地域に近いところで親身になって利用者様の「ニーズ」を拾い上げる役割を担ってもらっています。

徳石様

事業所を運営していくなかでは、「利用者様を待たせない、迅速に対応する」というのを方針の一つとしています。

私共は利用者様やご家族、地域の方から、日々、困ったことや何気ない相談のご連絡をいただきます。
その際に、担当のケアマネジャーがすぐに対応できない状況だと、利用者様がお困りになりますよね。

ケアマネジャーの仕事は、単独で動くことが多い仕事です。
そういった中でもご相談事に迅速に対応するには、担当ケアマネジャーのみが利用者様の情報を把握するのではなく、誰でも対応できるように、事業所全体で「情報を共有する」ことが必要なことだと考えています。

情報の共有で業務を効率化する

「情報を共有する」ために、どのようなことに気を付けていらっしゃいますか。

徳石様

『寿』の利用者台帳の機能を活用しています。
利用者台帳は利用者様一人につき、一つの台帳を事業所内で共有します。

基本的な情報から家族構成や主治医の情報などが網羅的に入力ができますので、アセスメントで管理しきれない情報も、利用者台帳に入力し管理ができています。

利用者台帳で気に入っている点はございますか。

内田様

何を入力しなければならないのかというのがぱっと見てわかりますし、入力順も考えられていたり、選択形式で直感的に入力ができるというのはいいですよね。

徳石様

印刷する際に、使いやすいように加工できる点も気に入っています。
使っていない項目は削除して、必要な情報のみを伝える資料を作成できますので、他事業所との情報交換などにも使っています。

「情報を共有する」ことで二度手間・三度手間を無くし、迅速な対応を目指すということは、「業務の効率化」にもつながっているように感じます。

「業務の効率化」について、『寿』をどのように活用されていますか。

徳石様

インテークからアセスメント・ケアプラン・給付管理まで一元管理できる点は、業務の簡素化につながっていると感じています。

また、FAX連携の機能も気に入っています。法人外のサービス事業所分は、ほとんどこの機能を使用して提供票をFAX送信しています。

業務終わりにボタンをポンッと押して帰れば、次の日の朝には提供票が送信されていますので、かなりの時間短縮になっています。
なにより便利ですよね。

内田様

提供票も人数分を毎月、紙に印刷しないといけないとなると、とんでもない量の紙を使うことになります。
FAX連携の機能は、コスト削減にもつながっています。

誤送信がないことも、利点の一つですね。

人力でFAX送信を行うとなると、どうしても誤送信がおきてしまいます。

FAX連携機能を使用することで誤送信を防げているのは、利用者様の個人情報保護の観点からも助かっています。

高齢者の「ニーズ」に寄り添う場所を目指して

今後の展望や『寿』へ期待することをお聞かせください。

徳石様

地域の方からは何気ない相談でもお電話をいただきます。
サービスのご利用が無くても、地域の方が今何に困っているのかを見極めるために訪問したことが、サービスのご利用につながるケースもあります。

また、包括支援センターや協力機関からの紹介だけではなく、ご家族様のお知り合いや地域のつながりなどから利用者様をご紹介いただくことがあります。

私たちのご支援は間違いではないと自信になりますし、気持ちが高まる瞬間です。

北野様

自分達から積極的に出向いていくことに加えて、高齢者の駆け込み寺ではないですけど、気軽に相談に来ていただいて、「ニーズ」に寄り添える場所であろうと色々な角度から検討を始めているところです。

内田様

利用者様からの信頼というのは、ちょっとした約束を違えただけで崩れてしまいます。
今後も利用者様との信頼関係を築き、維持していくことに努めたいです。

そういった意味では、『寿』には、モバイル端末を使ったスケジュール管理や業務支援アプリなども含めて、ケアマネジャーの業務をトータルでサポートするような役割も期待しています。

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