退職手当システム
退職手当に関する事務をトータルに支援するシステムです。
負担金調定・収納・裁定から会計処理および財政予測までサポートします。
システムの特徴
ひとつの画面で裁定処理に必要な情報が確認でき、少ない作業で裁定登録を完結することができます。
あらかじめ退職予定者を登録しておくことが可能ですので、年度末などに集中する登録作業を軽減できます。
また、退職予定者に対して「受付年月日」や「退職日」、「退職事由」を入力するだけで退職手当裁定額が計算されますので、退職手当額などの問合せに敏速に対応できます。
裁定時に給料情報や休職情報より調整額が自動計算されます。
訂正入力も可能です。
特長1 負担金の調定・収納
加入組合員の給料異動データについて、共済組合からのデータ連携や所属所からのCSVデータ取込に対応しています。
各月の負担金調定額を計算し、収納管理が可能です。
特長2 裁定処理
退職事由、勤続年数毎に支給率の履歴管理が可能です。
また裁定書等に記載する条項も設定可能です。
退職事由・退職日を入力すると即時に退職手当額を計算します。
また裁定書もプレビュー表示でき、問い合わせにスピーディな対応が可能です。
休職履歴を登録することで除算期間を自動計算します。また子の誕生日による除算率の切替(1/2・1/3)も自動計算可能です。
表級や勤続年数により調整額の自動計算が可能です。また団体ごとに異なる調整額区分体系の登録も可能です。
システム構成
基幹情報保守
組合員、所属所、給料表、給料異動、会計支出科目、特別職支給率、調整額区分、退職手当組合情報など基本情報のメンテナンス、組合員一覧表の出力などを行えます。
負担金調定処理
負担金調定に関して納入通知書や月次の各種集計表出力、調整額入力、給料表改定の差額請求対応や調整額の入力、給料表のメンテナンスなどを行えます。
裁定処理
退職予定者の登録や裁定対象者の入力と仮裁定、裁定の確定が行えます。裁定調書や支出命令書など各種帳票、集計表の出力が行えます。
各種控除や振込先情報の登録や振込依頼書、源泉徴収票、納付書などの出力が行えます。
統計分析
負担金収納状況や退職手当支給状況の出力、給料総額一覧や勤続年数年齢別在職者数などの集計表出力、退職者や市町村長の名簿出力などが行えます。
長期財政予測
ベースアップや昇給率、新規採用条件、退職者条件、負担金条件などを設定して、市町村単位での負担金額と退職手当額、その差額に関する予測計算を行えます。
動作環境
サーバ
OS |
Windows Server 2016 |
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データベース |
Oracle Database 12c |
クライアント
OS |
Windows 10 |
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