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報酬改定までの流れ

令和1年12月12日(WED)

今回の寿日記では、「報酬改定までの流れ」の内容について、少しご紹介してみたいと思います。

 議論の開始

医療保険においては医療保険部会により、制度の見直しに向けての本格的な議論が始められております。これと並行して10月からは診療報酬についての議論が中央社会保険医療協議会(中医協)でも始められています。医療の報酬改定については例年通り年末までに有識者による検討が進められて、改革の方向性がまとめられる事になっています。

報酬改定案の成立まで

一方では報酬改定を行うにあたっては、改正の前年度からの省庁からの予算の提出から関係してまいります。医療・介護関係においては、(全省庁同じですが)厚生労働省から8月末までに概算要求を財務省へ提出を行います。提出された各省庁からの内容について財務省が査定し年末までに原案として作成しますが、よくテレビ等で目にする復活折衝(財務省へ各省庁の担当者が予算の復活を求めてお願いする)を経て政府案が作成される事になります。

厚労省に関する予算が決定しましたら改定率が決定されて個別の診療項目に関して点数設定や算定要件の議論がなされます。最終的には厚生労働大臣から有識者への諮問がなされ、答申という形で報酬改定案が成立する事になります。

報酬改定案の公開まで

報酬改定案が成立した後、医療・介護系の報酬改定<案>が作成されて皆さんが目にする事ができるものが厚生労働省のホームページやWAM-NetにUpされる事になります。政府案は1月に国会に提出されて3月末までに成立される事になりますが、4月に入ってから成立した年もあります(近年では平成27年度予算です)。官報などが年度末に発出されるのは国会で成立してからになりますので、どうしても3月末頃になります。

中医協の審議会は各月の第2週以降の水曜日と金曜日に開催されているようです。弊社では令和2年の諮問案は早ければ令和2年2月12日(水)頃に提示されるのではないかと予想しています。

                                                                            第119回 社会保障審議会医療保険部会 資料より

20191212

  

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