病院職員向け気づきサポートツール「ToDo助」を提供開始
2019年7月10日
株式会社南日本情報処理センター(所在地:鹿児島県鹿児島市、代表取締役:松窪 寛)は、病院職員向け気づきサポートシステム「ToDo助-とどすけ-」を、発売します。
「ToDo助-とどすけ-」は、医療スタッフが「行うべき作業」を蓄積された業務データから自動でピックアップし、通知するシステムです。業務システム上の膨大なデータを、スタッフの「気づき」につなげ、医療安全の推進と働き方改革に貢献します。
また、本製品は、2019年7月17日(水曜)~19日(金曜)の3日間、東京ビッグサイトにて開催される「国際モダンホスピタルショウ2019」に出展致します。
「ToDo助」開発の背景
近年、読影や病理レポート等の見落としによる事故が相次ぎました。各医療機関での業務負担は増える一方、医師をはじめとする医療スタッフの働き方を見直す必要性も高まっています。
株式会社南日本情報処理センターでは、業務システムから蓄積した膨大なデータを用いて、「医療安全の推進」と「医療スタッフの業務効率化」の両立を支援することが重要であると考えています。
そこで、医療機関からのご要望にお応えし、医療機関の運用にあわせたアラート通知を出せるシステムを開発しました。医療スタッフの気づきを促し、日々のToDoを助けるシステムを目指します。
「ToDo助」が提供する価値
1.柔軟に設定できる通知条件で、業務効率化を支援
ロボの通知条件・通知内容は、医療機関ごとに設定することができます。病院様の運用や体制にあわせて、お使いいただけます
【通知例】
- 読影レポート/病理診断レポートの見落とし防止通知
- 退院サマリ未作成通知
- 検査結果のパニック値通知
- 定期受診案内忘れ防止通知
2.アラート通知で情報の見落とし防止を支援
電子カルテにログインした際、未読のアラート通知があれば、画面中に表示します。
3.自分宛てのアラート通知について、一覧上で確認が可能
自分宛てのアラート通知について、既読管理・コメントの有無・他メンバーの既読状況を確認することができます。
4.スタッフ間のコミュニケーションで、チーム医療を支援
アラート通知ごとに、コメントを登録することができ、メンバー間での情報共有を促進します。
コメントの内容は、定型文登録で簡単に入力することができます。
5.通知データを公開、さらなる業務改善へ
ToDo助で登録されたデータは、病院様へ公開します。職員ごとの未読・既読率/通知内容ごとの未読・既読率/締切経過率/コメントの内容分析など、データ分析を通じたさらなる業務改善へお役立てください。
6.株式会社医用工学研究所製「医療用DWH CLISTA!」との連携により、対象データを拡大予定
院内の様々なデータが集約される、医用工学研究所社製「医療用DWH CLISTA!」と連携することで、「ToDo助」の対象となるデータが、さらに拡大する予定です。
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